シベリアン あぶないデータvol.1 感想と評価
シベリアンさんの「あぶないデータvol.1」。
「競馬ファン」のほんの少し延長線上にいるような自称・競馬評論家(?)たちがネット上で、このような「ありきたり」な競馬データをよく発信していますが、それだけでなく、最近はメジャーな競馬雑誌や新聞など各メディアまでが、競馬予想に関するごく普通の「ありきたりなデータ」を数多く掲載して記事の穴埋めをし、読者に堂々と提供している(媒体もある)状況です。
競馬に関するデータを長年にわたって数多く慎重に取り扱い、様々な形で世に紹介してきた私・シベリアンとしては、競馬データがまるで「市民権」を獲得しているかのような現状は本来は喜ばしく思わないとダメなのですが…
ただ、最近は特に「疑問」に感じることがあります。
各メディアや予想家さんが世に紹介している、そんな様々な競馬データはどうもワンパターンだったり単調な内容のものも多く、中には抽出された結果も平凡で特徴がなく、予想に使えるとはいいがたいものが多数あります。ってマジなの?
信じられない気もするけれど、
どうなの?本当?
2chで悪く言われていたら嫌だなぁ~
言うまでもありませんが、競馬データはレース予想に役立ってこそ、意味のあるもの。
そして平凡なアベレージではなく、高確率で好走したり凡走したりする事がわかるデータこそ、レース予想の役に立つもの。その「2つの基本」が完全におざなりになったデータがどうも多いように感じるのです。
さらに言えば、予想家さんの「自分の推したい馬」が該当するように、都合のいいデータを持ち出して予想を展開しているようにしか見えない事もしばしばあります。
競馬データに深く、長く愚直に真剣に取り組んできた私シベリアンとしては最近、「競馬データの世界、果たしてこのままで良いのか?」と感じているのも事実です。
第一「このデータに乗って予想が的中した!」といったファンの方の声は、残念ながらあまり聞こえてきません。
そうなんだ。
思い切って試してみようかな。